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引越し

契約手続きに必要なもの

いよいよ物件が決ったら契約です。契約手続きは、後日改めて不動産会社へ出向く、という形式が殆どでしょう。
当日は結構時間がかかるものですので、余裕(3〜4時間はあったほうが)をもっておくようにしましょう。

 

 

住民票/印鑑証明(印鑑)

これは役所に行けば簡単に手に入ります。といっても当然平日しか開いていないので、早めに貰っておきましょう。

収入を証明するもの (源泉徴収、
確定申告書、支払証明など)
会社員なら源泉徴収票でOK。会社に言えば交付してくれるはずです。フリー・自営業の場合にはその年の確定申告書、納税証明などを代わりに提出する事になります。
お金 費用の項でも説明した、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保証協会加入費・火災保険料などです。

 

賃貸契約の際には、たとえ成人であっても、保証人の署名・捺印が要求されます。一番確実で面倒がないのは親族です。
通常、契約することが決ると、不動産会社から手渡される書類に保証人直筆の署名・捺印が必要となってきますので、
保証人が遠方にいる場合などには、これを郵送でやりとりする必要が出て来ます。
また、保証人とは、当然万が一支払いが出来なくなった場合などに本人に代わって支払義務が発生しますので、当然支
払能力があるかどうか?を細かくチェックされる事になります。

 

全保連株式会社 家賃保証システムとは?
http://www.zenhoren.jp/

 

入居期間中、何らかの理由で家賃のお支払いが遅れてしまった場合、全保連が未払家賃を入居者に代わり不動産会社
またはオーナーに立替払いを行うシステムです。
原則として入居から退去時まで家賃・共益費・駐車料金等、入居者が負担すべき費用を保証します。(プランにより保障限度額等に違いが有ります) 

 


賃貸借契約書と重要事項説明書に署名・捺印をして、いよいよ契約完了となります。
これらは通常2枚作成し、大家(もしくは不動産会社)とあなたがそれぞれ保管することになります。

 

家賃・支払方法 基本的ですが、家賃は事前の説明通りか?そして毎月こちらから振り込むのか、引き落とされるのか、それとも大家さんに直接支払うのかなど。
更新料 通常2ヶ年契約がほとんどです。そして、更新の際には「更新料」が発生するのか確認もしましょう。
禁止事項 賃借権の譲渡・転貸や、構造または造作の変更、本来の目的以外の使用、ペット飼育の禁止、などの禁止項目が記載されています 。これらに違反すると、退去を命じられても文句は言えないので、これも事前に必ずチェック。
契約の解除 もし家賃の滞納、または何らかの問題があったなどの理由により、大家さん側で契約解除を宣告できる事例が書いてあります。家賃の滞納は○ヶ月以上か、などもケースによって違うのでチェックしておきましょう。
解約 解約をする際にはいつまでに申し出るように定められているかが記載されています。1ヶ月前のところもあれば、2ヶ月前に言わなければいけないところもあります。これを失念すると、次回の引っ越し時に思わぬ出費がかさむこともあるので注意しましょう。
敷金返還 記載があれば必ずチェックしましょう。退去時の「立ち会い」で部屋の著しい破損・汚損などによって修繕費が発生した場合のみ敷金から差し引かれる、というのが一般的ですが、あらかじめ「賃料の○%あるいは○円は部屋の補修に充てる」などという記載がある場合もあります。
特約条項 ここに何か記載がある場合は必ずしっかり内容を確認しておきましょう。 特記してあるということは、大家さん側が重きをおいていることなのです。楽器の使用・ペットの飼育・子供不可などの条件が特にここに改めて明記してある場合もあります。